一時帰国を最大限に有意義にするコツ【都内・子連れ滞在編】

2023年1月28日プライベート

海外駐在員の楽しみと言えば、日本への一時帰国ですよね。どんなに海外の生活が気に入っていて楽しくても、やはりたまに帰る日本は格別に楽しいものだと思います。

しかし、駐在員の一時帰国期間は、短ければ1週間以内、長くても数週間くらいと、かなり時間が限られています
本記事では、2度目の駐在中の筆者が、既に何回したかわからない自身の一時帰国経験を基に、一時帰国を最大限に有意義にするためのコツをまとめました。

ただ、「あれを買った方が良い」「ここに行った方が良い」といったお勧めではなく、こうやって準備・計画した方が良いのでは、という「心がけ・計画のためのコツ」になっています。
駐在員の皆様の一時帰国計画に少しでも役立てれば幸いです!

やりたいこと、食べたいもの、買いたいものは海外滞在中に全部メモ

日ごろの準備が何より大切、という話です。

海外駐在していると、「あーこれ日本に一時帰国したらやりたいな・食べたいな」とか「あ、この商品日本で買っておきたい」って思うことが結構あると思います。
それ、携帯のメモ機能を使って全部書き留めておいてください!

いざ日本に一時帰国する、となった時に全部は思い出せないんですよ。日本に行ってからも思い出せません。
筆者もこれで一時帰国中に買おうと思っていたものを買い忘れて駐在先に戻ってきて「ああああああ!」となったことが何度もあります。

とにかく日本でやりたいことを何でもメモしておけば、少なくとも忘れることはありません。
スケジュールの都合で全部はできない・買えないことも多いですが、それでも短い一時帰国中に優先順位をつけて対応することはできます。


また、食べておきたいもの、行きたいお店もメモしておくと良いですよ。一時帰国中に、急に予定が空くことは結構あります。そういう時にパッと「これ食べておきたかったんだ!」とメモを見て思い出してお店にいけると満足度が上がります。

Point
  • やりたいこと、買いたいものは全て事前にメモしておく
  • 食べたいもの、行きたいお店も全て事前にメモしておく。急に予定が空いたら食べにいけることも。

滞在場所は利便性を考えて奮発した方が良い

実家や持ち家に滞在するという場合以外は、一時帰国で滞在場所(ホテル、ウィークリーマンションなど)を選ぶことになります。

この時、やはり利便性を第一に考えて、値段は多少高くなっても便利なところに滞在した方が満足度は高いです。短い一時帰国では、時間が何よりも貴重ですよ!
移動しにくいところを借りてしまって、タクシーを使う羽目になって結局高くついてしまう、と言うことも結構あります。

一時帰国の滞在場所は行きたいところ、家族・友人と会いやすい場所を基準に慎重に選びましょう

尚、予算・期間別での子連れ都内一時帰国の滞在先については、別記事でまとめていますのでご参照ください。

また、子連れの都内移動は、特に子供がベビーカー必要な年齢だと電車よりバスや自転車の方が乗り降りしやすく便利なことが多いです。時間・労力節約のために積極的に使えると良いですね。

バスのルートはこのページなどでも確認できますし、Google mapでバスルートありで経路検索すると出てきます。滞在先選びの参考にしてください。
ある程度滞在期間が長い人で、真夏の一時帰国でなければ、チャイルドシート付の電動自転車をレンタルをするという手もあります。楽天市場なんかで色々出てきますよ!

更に、ちょっとした点ですが、やはり空港⇔滞在場所の往復はタクシーで行った方が満足度が高いです。
色々と海外に持って帰るものを買ったら荷物が大量になった!という場合でも安心です。

ただ、空港までタクシーで往復するのはちょっと高いですよね?
最近できたニアミー・エアポートというサービスは「他の乗客と乗合のタクシー」で安く空港送迎を利用できます。家族の人数が多くなければお得なサービスだと思います↓↓↓#PR

自宅/ホテルと空港間を定額でお得に

Point
  • 滞在先は多少奮発してでも利便性を基準に選んだ方が満足度が高い
  • 都内だとバスは結構使える(特に子連れでは)
  • 自転車を借りれると更に利便性Up

予定は1-2か月前からよく考えて埋めていく

友人や家族との予定は1-2か月前からセットし始めると、自分のスケジュールで組みやすいです。自分のスケジュールで組めれば会いたい全員に会える可能性が高まります。仮決めでもよいから早く動いておくのが吉!
また、スケジューリングは詰めすぎないことをお勧めします。子供がいる場合は、子供が疲れたり風邪をひいたりなど予想外のことも起こりますし、友人の予定も急用などでリスケされることも。
体感ですが、2-3日に1回はあいている日や時間帯を作っておくと、急な予定変更にも対応しやすいです。

更に、一時帰国中の買い物予定は帰国して序盤に済ませるようにした方が良いです。後半になって買い物をすると、スーツケースに入りきらない、買いに行く時間が足りない、配送が間に合わない、といった問題が発生しやすいからです。
(スーツケースに入りきらない場合はスーツケースを買い足さないといけないですが、近くで買おうとすると高いのしかないことが多いです。ネットで買えば安いのもあるのですが配送に時間がかかる…)

尚、一時帰国中の買い物の楽しみと言えば免税ですが、個人的にはあまりメリットを感じていません。免税手続きはお店によってはとても時間がかかります(休日の百貨店だと並んで待たされるほど)。消費税10%分が掛からないだけなので、1万円買い物して1,000円お得です。高額なものを買うとき以外はあまりお得感はないです。筆者は、どちらにせよ海外で買うよりは断然安いのだから、見つけたときに免税関係なく買う(免税出来たらラッキー)くらいの気持ちでいます。

そのほか、ちょっとしたコツですが、予約が必要なレストランは、軽いもの・カジュアルなものから順に行くように予約しておくと日本への感動が長く続きます。笑
奮発するレストランとかは一時帰国が終わる2-3日前くらいにセットするとフィナーレ感が出ますのでお勧めですよ!

Point
  • 友人との予定は1-2カ月前からセットし始めると自由に組みやすい。詰めすぎないこと推奨!
  • 買い物予定は一時帰国の序盤に済ませておく。免税は気にしすぎない方が良い。
  • 予約が必要なレストランのスケジューリングは、安価なもの(ランチ含む)⇒高価なもの

子供のアクティビティ確保とシッター手配は計画的に

ともすれば大人の都合で予定を詰めすぎてしまう一時帰国ですが、子供が日本を楽しんでいるのを見れると親もうれしいです。
海外では体験できない体験や、日本に帰って来た時にこういう習い事をさせてみたいなというのを試してみるのも子供だけでなく親の今後の人生設計にも活きるよなと思います。

先ず、都内には子供の遊び場・遊園地(室内、室外)はいっぱいあります。都内だけで数えきれないくらいあるので、海外からくると結構これがありがたいですよね。
コツとしては、遊び場や遊園地のようなところ以外にも、予約の必要な「アクティビティ・習い事体験」もいくつか手配しておくと満足度が上がります。例えば、英会話教室、体操教室などの体験コースなどのアクティビティも、子供には良い刺激になりますし、親もちょっとした息抜きになります。あ、都内だとレゴ教室とかもお勧めです!

また、子供がインターナショナルスクールに行っている場合は、お迎えシスターなどの英語メインのシッター兼帰国子女のロールモデルになってくれるサービスを体験してみるのも良いかもしれません。

一方で、それと同時に、親の大人だけの自由時間もある程度あった方がやはり満足度は上がるので、シッターサービスを利用するのもお勧めです。
こうしたシッターサービスは日本に住民票がなくてもシッターさんが一時滞在先に来てくれて柔軟に対応してくれるところも多く、海外在住者でも使いやすいのでお勧めです。また、小さい子なら百貨店や複合ビルの託児所での一時保育も活用するとよいですね。

地区子育てセンターや保育園の一時保育の利用は、個々の施設によりますが住民票が必要だったり、事前の面談が必要だったりしますので少々使いづらかったりします。

費用は掛かってしまいますが、日本で大人だけで思いっきり買い物したい、ご飯を食べたい、となったら利用してみてもいいかと思います。子供がいないぶん効率的に回れて時間の節約になるかもしれません。

Point
  • 子供の体験教室、アクティビティを事前に予約しておくと子供も一時帰国を楽しめて満足度高い
  • 費用はかかるがシッターサービスは非居住者でも使いやすいので利用してみても◎

余談:本帰国後に住みたい街を探して体験するのも満足度高い

駐在員はそのうち日本に帰ります。これはほぼ確実な未来です。

「本帰国後に、どの街に住むのか」
これを一時帰国の時に考えてみるのも面白いのでお勧めです。
一時帰国中に、似たような家族構成の知り合いが住んでいる街を訪ねるとか、話題の「子育てに向いている街」を訪ねる駐在員は、筆者の周りにも多くいます。

本帰国後の勤務先の近くに既に持ち家があったり実家がある人以外は、本帰国の際にじっくりと家を決められることは多くないと思います。長く仮住まいするのも嫌ですし。そうすると、本帰国の時にはあまりじっくりゆっくり検討する機会なく住む場所を決めることになります。

でも、自分たちに本当に合った街はどこなのか、気になりますよね?
これを見極めるために一時帰国を使うと面白いです。話題の住みやすい街で言うと、豊洲、流山、武蔵小杉、二子玉川などが有名ですが、こうした街は子供の遊び場やショッピングエリアなども充実しているので、買いだしと遊びを兼ねて一時帰国中に行くと面白いですよ!

終わりに

一時帰国を最大限楽しむコツとして、心がけ、計画面で筆者が重要だと思う点をまとめさせていただきました!

そう何度もない一時帰国ですから、めいっぱい楽しみたいですよね!皆様の楽しい一時帰国に少しでも本記事がお役に立てれば幸いです!


若し、他にもこういうノウハウあるよ、とかあれば教えてください!!