海外駐在員の資産運用状況を大公開：2022年6月
以前、海外駐在・在住時の資産運用についての記事を書きました。皆さん関心のあるテーマだったのか多くの方に読んでいただき感謝しています。頑張って書いた甲斐があったありました。
今回は、そんな私の自分の資産運用がどうなっているのかについて、資産の推移や資産配分の状況などを赤裸々に公開できればと思っています！
前回、私の資産運用状況について公開したブログ記事はこちらです。
前提
資産金額は非公開とします。ざっくり1,000万円以上1億円以下です。
資産運用の目標は、2年後に金融資産50万ドル、10年後くらいには夢の100万ドルを目指しています！(ドルで目標を定めているのは、外貨運用にも気を配るためです)
一方で、駐在中の家族での楽しみも重視したいので、家族旅行などには積極的にお金を使っています！
これまでのざっくりとした家計簿から、月当たりの貯金額/積立額は大体30万円くらいです(その月の支出や為替によって変動しますが)。駐在ボーナスで手取りが増えていることに加え、私自身あんまり物欲がある方ではないので、家族旅行をしても結構貯金できる金額は大きいです。このボーナス期間に、なるべく資産額を増やしておきたいなと思っています！
資産額の推移
金融資産額を5月時点と比較しました。これから継続して推移を記録していきます。
全体としてドルベースで資産は4%弱減少しました(泣)。
グラフにはまとめていないですが、円ベースでは円安が寄与して若干増加しています。これは、後ほど見ますが外貨建て資産が多いことによる円安効果と、駐在手当による入金力によるところが大きく、資産運用では主に株式でマイナスが続いています。
皆さん言われていますが、今は耐える時、継続して積み立てていく時期ですね。
資産配分の状況
通貨別の資産状況
今回から外貨割合も公表することにしました。
私は6-7割を外貨で運用しています。これは今回の駐在に行く前からで、新興国駐在したときに通貨安の怖さを知ったので、積立投資でも米国株ETFなどのドル資産に投資してきたからです。(この資産状況に入れていない)iDecoなどの長期運用も外国株式に多くを振り向けています。
円貨資産の割合が増えていることがわかります。円資産はキャッシュ比率が大きく、急激な円安で目減りしましたが、それよりも外貨で運用していた分の株安の影響が大きかったという状況です。円で見ると資産は増減ないですが、ドルで見ると減っているので悲しい気持ちになりますね。。
アセットクラス別の資産状況
アセットクラス別に見ると、株式の比率が減少してその他の比率が上がっているのがわかります。端的に株価の下落により株式の資産が減っているんですよね…。
一方、去年の後半から徐々に保有株式を売却してキャッシュ比率を高くしていたので、今回の株安の影響はそこまで大きくなかったのは良かったです。
以下が株式で投資しているものの内訳です。株式はだいたいこれまで投資していたものは昨年売ってしまったので、中長期で保有しようと思って残っているものですね。
現在、私の株式のポートフォリオはだいぶ汚くなっています。マネしないでください。
かなりインド株偏重になっていますが、これは中長期的に持ちたいのが人口動態等のマクロ状況からインドくらいかなと思って売らずに長期で持っているものです。
その他日本株の個別や米国消費財ETFなどは日本の証券会社で保有しているのでしばらく放置する予定です。幸い、現状で株価下落の影響はそこまで大きくはありません。
実は去年までロシア株ETFも持っていたのですが、持っていたETFが証券会社で取り扱いが止まり簡単に売却できなくなるというので流動性に問題があると思って売っていました。運が良かったです。まあ、一緒にエネルギー株ETFも売ってしまったので、そっちは完全に値上がりをとりっぱぐれていますが…
振り返りと今後
この1か月間を振り返ると、株式市場が大幅に下がった影響を受けてしまいました。一方で、NASDAQなどの大きく下がったものにはあまり投資していなかったのと、ゴールドと現金の配分を高くしていたので、相場の急落にもかかわらず、資産全体で見ればある程度の資産防衛には成功したように思えます。
今はかなり現金比率が高く、現状かなり株式市場も下がってきるので、これから積み立ての入金を増やしていく予定です。仮想通貨についても投資再開の準備を始めます。
私はある程度の期間駐在・海外在住するなら、海外でも資産運用を継続し積立投資をしていくのが良いと思っています。海外でも賢く資産運用をしていきましょう！
海外在住中の資産運用で大事なポイントについては以下記事にまとめていますのでご覧ください！
海外駐在時の資産運用のコツを金融資格持ちの現役駐在員が解説！
それでは、Have a nice day!