ドイツ発の欧州オンライン証券Trade Republicの口座開設・入金方法

2022年7月3日資産運用

ドイツ発の欧州オンライン証券Trade Republicの口座開設・取引方法

本記事では、欧州地域6か国(2022年7月現在)で利用できる手数料無料のオンライン証券Trade Republicの口座開設・取引開始方法について、どこよりも詳しく徹底解説します!

金融資格持ちの現役欧州駐在員が実際に調査・利用して調べた内容なので、これから口座開設したいという人の参考になると嬉しいです!

Trade Republicの口座開設招待リンク(特典付き)が欲しい方は、お問合せかTwitterのリプ/DMで筆者までコンタクトください!

Trade Republicの概要

Trade Republicは以下の欧州各国に居住している成人なら誰でも利用できます

  • ドイツ
  • フランス
  • イタリア
  • スペイン
  • オーストリア
  • オランダ
  • ポルトガル
  • フィンランド
  • ベルギー
  • エストニア
  • ギリシャ
  • アイルランド
  • ラトビア
  • リトアニア
  • ルクセンブルグ
  • スロバキア
  • スロベニア

会社概要やサービスの詳細は別記事でまとめていますのでご参照ください。

Trade Republicの口座開設方法

本記事ではドイツ在住者がパソコンで口座開設する場合を解説します。
所要時間は10分程度です。
注:Trade Republicはドイツの監督官庁に規制されているので、基本的には他の国でも同じプロセスになると思います。また、パソコンではなく携帯のTrade Republic アプリでも手続きできます。画面等が若干異なりますが同じプロセスです。

若しご質問等ある方は筆者までご連絡ください!

準備しておくもの

口座開設の為に準備しておくもの
  • 本人確認書類(パスポート)
  • 居住地での本人名義の銀行口座番号(IBAN)
  • ビデオ本人確認ができるカメラのついた携帯/パソコン

途中で本人確認のビデオ認証が必要なため、英語で少しだけ会話する心の準備をしておいてください
受け答えする内容は簡単で、出生地や誕生日などです。後ほど詳細解説します。

口座開設リンクからウェブサイト若しくは携帯アプリへ

以下の画面が表示されていればOKです。Create Accountをクリックしてください。

※追記:2023年9月のアプリアップデートにより、原則としてアプリからの登録・口座開設になったようです。デザインなども変わっているので、以下のプロセスは参考として考えてください!


(尚、携帯から口座開設する場合はこの画面にならず直接アプリダウンロードに飛ぶこともあるようなので、紹介リンクからアプリをダウンロードしたかご自身でご確認ください)

Trade republic 紹介リンク画面

個人情報を入力

以下の情報を画面に従って入力していきます。

  • 電話番号(居住地でSMSを受信できるもの)
  • 暗証番号(ログイン時に要求されます。銀行の暗証番号のように覚えやすいものを設定し、忘れないように控えておいてください)
  • 名前、Eメールアドレス、住所
  • 出生地(現地滞在許可証などに記載してある出生地を書いてください)
  • 市民権のある国(通常日本ですが、個々人の情報に応じて入力してください)
  • 銀行口座番号

以下は、パソコンで手続する場合の画面・プロセスですが、携帯アプリから進めても内容は同じです。
ステップごとに入力していくわかりやすい導線になっていますので安心してください!

Trade republic口座開設:電話番号入力

電話番号は現地でSMSを受信できるものを設定してください。
ログイン時などにSMSで本人認証をする必要があります。(Trade republicのセキュリティはかなり厳重です)

Trade republic口座開設:暗証番号

自分の好きな4桁の数字で暗証番号を設定します。これもログイン時に必要になります。
手元に控えておくと良いです。

Trade republic口座開設:出生地


出生地は入力するとプルダウンから選べるようになっています。
東京など日本の地名もカバーされています。後ほどビデオ本人確認の時にも使うので、正しい情報(本人確認書類などに記載されているもの)を入力してください。

Trade republic口座開設:市民権確認

次に市民権を保持する国について入力します。

Trade republic口座開設:市民権入力

例えば、日本人のドイツ駐在員の場合、ドイツでの市民権はなく日本の市民権があるので、Other citizenshipを選び、日本を選択します。(通常は駐在員であれば日本の市民権のみだと思います)

Trade republic口座開設:納税関連情報

次に、納税に関する情報を入力します。
居住地でのみ納税していて米国人でない/米国での納税義務がない(ほとんどの駐在員はこのパターンになると思います)場合は、1つ目と2つ目にチェックを入れます。

Trade republic口座開設:銀行口座

銀行口座を通じた本人確認も行うため、本人名義の居住国の銀行口座IBANを入力してください。

ビデオ本人確認・Emailアドレス認証

Trade republic:ビデオ本人確認

ここまで来ましたら、最後にビデオ本人確認のプロセスです!
パスポートなどの本人確認書類(尚、滞在許可証は不可だったという情報があります)をご用意ください

青いボタンをクリックすると、WebIDという外部サービスに接続されます。
ビデオ通話をして生年月日と出生地を答えたり、パスポートなどの本人確認書類のキャプチャを取ったり画面の前で動かしたりして本人確認を行います。

ビデオ本人認証での注意点は以下です。

CAUTION
  • 混み合っている場合はなかなか繋がらなかったりしますが、5分ほど待つと大体繋がります
  • 受け答えは、英語でお願いしたら英語で対応可能です。英語でお願いしましょう。
  • パソコンから手続すると、ウェブカメラで上手く本人確認書類の画像が取れず、携帯からやり直すように言われる場合があります。その場合は、アプリをDLして先ほど入力したのと同じ電話番号を入れてスタートすれば、入力プロセスを繰り返さずこのビデオ認証から継続できます
  • オペレーターから生年月日と出生地を聞かれますが、上記で入力したものと同じものを答えてください。
  • 英語が苦手などの理由でもしも受け答えが上手くいかなくても、諦めないでください!何故か担当者によって緩さ・やさしさが違うので、万一上手くいかなくても、何度かかけなおして違う担当の人と話せば上手くいきます
Trade republic:Emailアドレス認証

また、別途このプロセスの初めの方で記入したメールアドレスにはメールアドレスの認証リンクが来ています。メールボックスを確認して、オレンジの部分をクリックして認証を完了するようにしてください。

これで口座開設プロセスは終了です!お疲れ様です!
本人確認は場合によって数時間~1日程度かかる
ようです。レビューが終わるとメールが来て、アプリ及びウェブでログインが可能になります。

Trade Republicの入金・取引方法

本人確認が終わるとログインできるようになります。

ログインすると以下のような画面になります。

Trade republic:ホーム画面

右側のFund your accountから入金ができます

入金はクレジット/デビットカードか口座振替で可能ですが、カードでの入金が早くて楽です。

上の画像は筆者が100ユーロ入金したときの画面です。入金手数料は勿論無料です。

さらに、入金が終わったら、納税者番号(Tax ID)を入力する必要があります。

Trade republic:納税者番号入力

ホーム画面の右上の「人のマーク」をクリックするとSetting画面にいけますので、そこで入力すればOKです。

これで入金まですべて終了です!あとは取引・積立投資を設定するだけです!

終わりに

以上、Trade Republicの口座開設、入金方法の詳細解説でした!

本ブログでは、海外在住者・駐在員の資産運用に役立つ情報提供を目指しています。若しご質問等ありましたら、ご遠慮なく本ブログのお問合せフォームか、TwitterのDMなどでご連絡ください!

筆者は、複数の金融資格を持ち金融業界での勤務経験もある中堅駐在員で、日本及び海外で15年近く資産運用の経験があります。海外在住者が、海外での資産運用ついて真剣に考え、賢い選択をしていく際に、このブログが役に立てば嬉しいです!

以前別記事で、海外在住時の資産運用のコツについても書きましたので、ご覧いただけますと幸いです。

それでは、Have a nice day!

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Posted by kkrchuzai