海外駐在員の婚活と結婚の実態
駐在は通常2‐5年くらい海外に行くことを前提としているので、特に20代後半から30代で駐在に行くことになりそうな場合、婚活そして結婚をどうするかってとても難しい問題ですよね。また、1回目の駐在に行く時期は20代後半から30代前半くらいの結婚適齢期になる会社が多いと思います。。
海外駐在が、通常の転職とか国内転勤のようなキャリアの節目とちょっと違うのは、やっぱり「プライベートへの影響が大きい」点だと思います。
以前駐在のデメリットについても記事をまとめましたが、駐在は年収・キャリアアップや手厚い手当等の魅力的な部分がよく話題にされますが、婚活・結婚のタイミングが難しくなるのものデメリットの一つとも言えます。
本記事では、若手/中堅で2回の駐在経験のある欧州駐在員が見た、駐在員の婚活実態・結婚相手の傾向についてまとめます。
傾向①駐在に行く前に結婚する人が多い(例え交際数カ月でも)
筆者の周りの駐在経験者は、やはり駐在前に結婚していくという人が多かったです。
20代後半になるべく早く駐在することを目指し、海外駐在もオッケーだという配偶者候補を早めに探して、いたら逃さず結婚している、という人が多かったです。
知り合いの中には、駐在直前に交際し始めて、交際2‐3ヶ月で結婚したという人もいました。
とりあえず赴任前に入籍だけして、一時帰国して結婚式をしたそうです。笑
一方で、そうして駐在直前に結婚して、駐在中に離婚している人も2組ほど見たことあります。
でも、個人的にはそういうのもアリだと思います。
駐在はHard Thingsの連続です。そしてそれを夫婦二人で乗り越えないといけません。価値観が合わない場合は明確にわかります。
駐在に家族帯同で行くと、確かに苦労は増える。配偶者のキャリアも断絶するかもだし、子供の教育環境を海外で整えるのも大変。慣れない生活でストレスケアも必須。正直単身で来た方が気楽だし仕事には集中できる。
だけど、それを乗り越えた家族は本当に強くなると思う。駐在経験は家族をも強くする。— コーカス@欧州駐在員 (@kkrchuzai) May 21, 2022
最近の婚活・恋愛市場では離婚経験があってもそこまでネガティブに見られないようになってきました。
日本で何となく結婚し、子供も生まれるなどしてから「ちょっと価値観違うな」って気づくより、駐在というハードな経験を通して相手が合う合わないが早くに判明するのはむしろ良いことなのではないでしょうか。
「駐在がもうすぐで時間がない!」という人は、相手も確実に結婚の意思がある人と出会える結婚相談所を使うというのも良い選択肢だと思います。
ただ、結婚相談所は無数にあってわかりにくいのがネックです。結婚相談所比較ネットという比較サイトもあるので、こういうサービスで良さそうな結婚相談所を探すのが良さそうですね。しかも無料です。↓↓↓#PR
傾向②出会い方は社内か友人の紹介が多い
やっぱり、海外生活の経験があるとか、英語が喋れるとかそういう「海外駐在に合う属性」を考えていくと、マッチングアプリでは効率が悪いようです。
周りの駐在員は、そもそも同じような傾向・海外経験のある人が多い、社内の先輩・同僚・後輩や、親しい友人の紹介で結婚相手に出会ったという人が多いです。
例えば、商社マンの友人は外資系エアラインのCAさんと友人の紹介で出会って結婚していました。
また、外資系で英語も喋れるキャリアの人はかなり強いですね。もし配偶者が駐在になっても、駐在先でその外資系の現地オフィスに再就職するなども可能なようです。(色々と社内の根回しは必要なようですが)
女性の駐在キャリアの人は、手に職の就いているITエンジニア系や、同じく海外駐在の多い商社などの人と結婚してますね。駐在地がお互い離れてしまって、海外で別居婚になったという人もいますが。
女性の駐在キャリアの友人は、手に職の就いているITエンジニア系や、同じく海外駐在の多い商社などの人と結婚してますね。
傾向③海外駐在先で結婚相手を見つける人も
では、駐在前に彼氏彼女がいない人はどうしようもないのか、婚期を逃すのか、という話になるかもしれませんが、大丈夫です。安心してください。
私の友人知人や、駐在先であった人の中には、男女問わず駐在先で結婚相手を見つけている人が結構いました。
世界中、米国、中国、欧州、中南米、どこでも現地の人と知り合って結婚しましたという知人はいます。
よく、日本人男性は外国人女性に(特に欧米で)モテないというのは言われますし、実際にそうだと思います。
米国のマッチングアプリが過去に行った統計調査を参照すると、人種でモテるかどうかははっきり分かれていて、アジア人の男性はアジア人以外からは略モテません…(女性は結構他の人種からもモテますが)。
けれど、日本の婚活市場もそうですが、モテるかどうかと伴侶を捕まえられるかは別です!
数多くの異性からモテなくても、しっかり仕事に打ち込んでいて、現地の文化を好きになって溶け込み、コミュニケーションの取れる人であれば、自分に合う伴侶を見つけることはできる。それが実際かなと思います。
(また、上記の調査は米国のマッチングアプリでの統計なので、米国以外では色々と状況が違うこともあるのではと思います)
私の知人でも、欧州の女性と結婚した男性が複数名います。お相手は綺麗でキャリアのある女性の方でした。
適齢期で駐在に行ったら絶対に結婚できない、という訳ではないです。
むしろ、国際結婚のチャンスかも、くらいに考えてもよいかもしれません。
終わりに:駐在するならプライベートも計画的に?
駐在員をキャリアとして考える場合、こうやってプライベートでも考えるべき事柄や、計画的に動いていくべき事柄は増えます。
どこまで計画的にやって、どこまでを運命や成り行きに任せるかは人それぞれだと思いますが、ご参考になればうれしいです。
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それでは、Have a nice day!
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